こんにちは。
私たちの事業所では、病気や障害を抱えている方に向けて、就労支援のサービスを提供しています。
ここでは、特に知的障害の方やそのご家族に向けて、就労継続支援という選択肢をご紹介していきます。
就労継続支援事業所はどんな場所?
知的障害をはじめ、様々な病気や障害がある人は、その症状ゆえに一般企業で就労するのが難しいケースが考えられます。
そのような方に、就労の機会やスキルアップの機会を提供するのが、私たちのような就労継続支援事業所です。
障害があったとしても、安心して働ける居場所になるのが、就労継続支援事業所の役割です。
就労継続支援事業所の種類
就労継続支援事業所は、大きく分けて「A型」と「B型」の2種類があります。
少し前までは「A型作業所」「B型作業所」と呼ばれることも多かったのではないでしょうか。
A型は、一般企業に近い形態で働くことができ、最低賃金の保証された給料も支給されます。
B型は、自分のペースで働くことができ、工賃はA型に比べて低くなりますが、自信のない方でも少しずつステップアップが可能です。
障害の状態や症状に応じて、働きやすい形態を探してみるとよいでしょう。
就労継続支援事業所の仕事内容
就労継続支援事業所で行う仕事や作業も、施設によってさまざまで、個性があります。
- 清掃や軽作業などのシンプル作業を行う事業所
- パソコンやデザインなどのスキルを身につける事業所
- 農業や漁業などの就労支援を行う事業所
- 芸術や音楽などの表現活動を行う事業所
どの事業所がすぐれていて、どの事業所がおすすめできないといったことはありません。
自分のやってみたい職種や、得意な作業に取り組むことができる事業所を選ぶと、長く通いやすいでしょう。
私たち「ワンネス」では、パソコンを用いてITスキルを身につけたり、絵や音楽などで自分らしさを発揮しながら働いたりすることができます。
今は何がやりたいか分からないという方でも、少しずつできることを増やしていけるので、名古屋近郊にお住まいの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
就労継続支援事業所で身につくスキル
就労継続支援事業所は、単に働く場所を提供するだけではありません。
今後の安定した就労に向けて、さまざまなスキルを身につける支援を行います。
通所を続けることにより、以下のようなスキルや能力を得ることができます。
- 一般企業での就労に必要なスキル
- 働くためのルールやマナー
- 仕事に必要なコミュニケーション能力
- 働くための体力や精神力
また、就労継続支援事業所では、一人ひとりの障害や特性に合わせた支援を受けられます。
知的障害を抱えていると、難易度の高い仕事に困難を感じたり、合併症などで働くこと自体が大変だったり、苦労は絶えないでしょう。
しかし、各事業所のスタッフは障害のある方の支援を専門としているので、症状に理解を得ながら柔軟に働くことが可能です。
一般就労で失敗してしまった方も、安心して再チャレンジすることができますよ。
就労継続支援事業所の利用条件
就労継続支援事業所を利用する場合「18歳以上で、知的障害や精神障害など、就労に制限があること」という条件があります。
ただし、必ずしも障害者手帳を持っている必要はありません。
主治医の診断書や意見書があり、自治体で申請をして書類を受け取れば、利用開始の手続きをすることができます。
そのため、症状が軽度の方やグレーゾーンの方も、就労に困っているのであれば問題なく利用できるのです。
詳しくは、以下の記事で解説しています。
働く場所を探して悩んでいる方は、ぜひ身近な事業所を探してみてください。
まとめ
就労継続支援事業所は、知的障害のある方をはじめ、その他の障害・難病を抱えた方に働く場所を提供する福祉サービスです。
ただ収入が得られるだけでなく、今後の安定した就労に向けて必要なスキルを身につけることも可能です。
自分に合った就労支援を受けながら、少しずつステップアップに挑戦していきましょう。
【名古屋市中川区の就労移行支援事業所「ワンネス」では、利用者さんを募集しています。見学・説明は、メールフォームからお気軽にお問い合わせください。事業所紹介はこちらをクリック】