こんにちは。
私たちの事業所では、障害や難病を抱える方のために、就労継続支援という福祉サービスを提供しています。
いわゆる「A型作業所」「B型作業所」と呼ばれる施設です。
私たちのように、事業所や作業所と呼ばれる施設に通う場合、どのようなメリットがあるのでしょうか?
この記事では、事業所を利用するメリットについて解説します。
就労継続支援事業所とはどんな場所?
就労継続支援事業所とは、障害のある方が働くための施設です。
一般的には、作業所とも呼ばれます。
障害のある方が社会に参加し、自立した生活を送れるように支援することがその目的です。
このような事業所には、大きく分けて「A型」と「B型」の2種類があります。
就労継続支援A型
A型は、一般企業に近い就労環境で、雇用契約を結んで働くことができます。
原則として週20時間以上働かなければなりませんが、配慮やサポートを受けながら仕事ができるので、安心して続けることが可能です。
最低賃金が保証されるので、収入面でも安定します。
就労継続支援B型
B型は、能力や体調に合わせて、軽作業や自立訓練などを行うことができます。
雇用契約を結ばないので、最低賃金が保証されないのがデメリットですが、短時間の通所や簡単にできる作業から開始できるので安心です。
家に引きこもりがちになってしまう方の、日中の居場所としても機能します。
作業所に通うメリット
作業所に通うメリットはさまざまですが、主に以下の4つが挙げられます。
働くスキルや経験が身につく
事業所では、さまざまな仕事に取り組むことができます。
その中で、働くスキルや経験を身につけることができます。
将来的に一般就労に繋げたいと考えている方にとっても、事業所は良い選択肢になるでしょう。
私たち「ワンネス」では、ITやクリエイティブ系に特化したスキルをつけることができるので、これからの社会でもどんどん活躍の場が広がりますよ。
社会に出る機会が増える
事業所に通うことで、自然と社会との関わりが増えます。
その中で、社会のルールやマナーを学ぶことができます。
また、仕事をする中で自分が社会の一員であるという実感を得ることができ、孤独感も軽くなるでしょう。
生活リズムが整う
事業所に通うことで、毎日決まった時間に起きて、決まった時間に働くという生活リズムが整ってきます。
最初は体力に自信がなかった方も、少しずつ体調が良くなって、日常生活を遅れるようになることが多いです。
自己肯定感や自信がつく
事業所では、自分のペースで働くことができます。
その中で、自分の能力や価値を認めることができる機会もきっとあるはずです。
経験を積んでいくうち、自己肯定感や自信をつけることができます。
事業所選びのポイント
作業所を選ぶ際は、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 事業所の種類
- 支援内容
- 立地
人によって、通いやすい事業所・自分に合う事業所は違います。
まずは見学や相談に行って、自分が続けられそうな場所を選ぶとよいでしょう。
事業所の選び方については、以下の記事でも詳しく解説しています。
まとめ
事業所は、障害のある方が社会に参加し、自立した生活を送れるように支援する施設です。
事業所に通うことで、働くスキルや経験が身につき、社会に出る機会が増え、生活リズムが整い、自己肯定感や自信がつきます。
事業所に通うかどうかは、本人の状況や希望によって異なるでしょう。
しかし、通所を続けることで、さまざまなメリットを得られるはずですよ。
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