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障害がある。だから輝ける

身体障害で働けない…「就労継続支援」の利用について【事業所をおすすめする理由】


こんにちは。

名古屋市中川区の就労継続支援事業所「ワンネス」です。

 

私たちの事業所では、さまざまな障害や難病を抱えている方に向けて、就労継続支援サービスを提供しています。

今回は、数ある障害の中でも、身体障害のある方に向けて、就労継続支援事業所という選択肢についてお話します。

身体障害で働けなくても通える「就労継続支援事業所」とは

身体障害があるために、思うように仕事ができない人は少なくありません。

そんな人には、私たちの事業所のような「就労継続支援」という制度がおすすめです。

 

就労継続支援とは、障害のある人が働くための支援を行う制度です。

一般企業での就職が困難な人も、自分のペースで働きながら、スキルや知識を身につけることができます。

事業所には職業指導員や生活支援員が常駐していて、バリアフリーにも配慮している施設もあるので、障害があっても安心して通うことが可能です。

 

就労継続支援事業所の種類

就労継続支援には、A型事業所とB型事業所の2種類があります。

それぞれどのような特徴があるのかを解説します。

 

就労継続支援A型

A型事業所では、雇用契約を結んで働くことができます

一般企業での就職を目指す人や、一般企業で働くためのスキルや知識を身につけたい人などにおすすめです。

というのも、A型事業所には、一般企業と同じような仕事内容や職場環境で働くことができる施設が多くあるからです。

 

症状が比較的安定していて、一般企業への就職を目指す方は、ぜひA型事業所を利用してみてください。

 

就労継続支援B型

B型事業所では、雇用契約を結ばずに働くことができます

そのため、障害や体調に合わせて、自分のペースで通えることがメリットです。

 

B型事業所も、A型事業所と同じように、軽作業や梱包作業、清掃作業など、さまざまな仕事があります。

最低賃金が保証されないのはデメリットですが、事業所によっては週1日、1時間から通うことも可能です。

 

また、ITスキルやクリエイティブ技能を身につけることのできる個性的な事業所も多いです。

私たち「ワンネス」でも、動画編集やイラスト、eスポーツ、ハンドメイドなど、さまざまな活動に取り組みながら、就労や生活の訓練を行うことができます。

 

身体障害で働けない人が就労継続支援を利用するメリット

障害によって一般企業で働くのが困難な人でも、就労継続支援なら無理なく仕事を続けることができます。

どのようなメリットがあるのか、みていきましょう。

 

社会参加の機会を得られる

A型事業所やB型こと業所は、福祉サービスのひとつとして、障害者が社会参加できる場を提供しています。

たとえ一般企業で働けなくても、社会とのつながりを作るきっかけになり、社会復帰に向けて訓練をすることが可能です。

 

就労スキルや社会スキルを身につけることができる

A型事業所では、原則として週5日通所しながら、安定して仕事に取り組むことができます。

一般就労を目指す方も少なくありません。

B型事業所では、自分のペースで働きながら、生活に必要なスキルや社会スキルを身につけることができます。

 

雇用形態は違いますが、どちらの事業所でも、スキルアップや自立に向けて一歩一歩進んでいく手伝いをしています

 

経済的な安定を得られる

A型事業所では、最低賃金以上の給与を受け取ることができます。

そのため、障害年金などの制度と組み合わせることによって、生活に必要なお金を稼ぐことが可能です。

 

B型事業所では、仕事内容や時間に応じて工賃が支給されます。

最低賃金には満たないことが多いですが、自分の稼いだお金を少しでも生活費にあてることができれば、経済基盤を作りやすくなるでしょう。

 

心身の健康を維持することができる

A型事業所やB型事業所では、専門のスタッフによる支援を受けながら働くことができます。

そのため、心身に無理なく通所を続けられ、健康面のケアも期待できます

また、他の利用者と交流することで、孤独感や孤立感を解消するきっかけにもなるはずです。

 

就労継続支援の利用開始手続き

就労継続支援を利用するには、まず「障害福祉サービス受給者証」の申請が必要です。

申請は、住んでいる地域の市区町村の福祉事務所で行います。

 

障害福祉サービス受給者証の交付を受けることができたら、就労継続支援事業所を選びます。

事業所を選ぶ際には、仕事内容や職場環境、利用料金などを比較検討することが大切です。

 

就労継続支援の利用開始手続きについては、以下の記事で詳細を解説しています。

 

oneness-ax.hatenablog.com

 

この記事にあるように、障害者手帳を持っていなくても利用の手続きをすることは可能なので、障害や疾患で仕事ができない方はぜひ通所を検討してみてください。

 

まとめ

身体障害をはじめ、心身の疾患や障害によって働けない人は、就労継続支援を利用することができます。

就労継続支援事業所に通えば、自分のペースで働きながら、スキルや知識を身につけることができます。

一般企業への就職を目指している人も、そうでない人も、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

 

名古屋市中川区の就労移行支援事業所「ワンネス」では、利用者さんを募集しています。見学・説明は、メールフォームからお気軽にお問い合わせください。】