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障害がある。だから輝ける

精神障害の治し方ってあるの?もとの生活に戻るために必要なこと【疾患から立ち直るには】


こんにちは。

名古屋市中川区の就労継続支援事業所「ワンネス」です。

私たちの事業所では、身体・精神・知的障害や難病を抱えている方に向けて、就労の機械を提供しています。

 

中でも、精神障害を抱えている方が悩みがちなのが「自分の病気は治るのか」ということだと思います。

ここでは、精神障害の治し方について考えてみます。

精神障害の治し方はある?

精神障害は、脳の機能障害によって起こる病気です。

風邪や骨折のように、完全に「治す」ことは難しい場合もあります。

しかし、適切な治療とサポートを受けることで、症状を改善し、社会生活を送れるようになるケースはたくさんあります。

 

同じく名古屋市内にある「あらたまこころのクリニック」さんの、以下の文章を見てみてください。

 

いろいろな考え方があるかもしれませんが、あらたまこころのクリニックでは、心の病気が治るとは生活上での困りごとが解決した状態と捉えます。

あらたまこころのクリニック

 

症状が完全に消えた状態に持っていくのは難しいかもしれませんが、生活の支障を取り除くことが、ある意味では精神障害の「治し方」といえるのではないでしょうか。

 

精神障害を「治す」ための3つのステップ

精神障害そのものの治し方はありませんが、病気から立ち直ることで、まるで治ったかのように生活を送ることが可能です。

それを実現するには、以下の3つのステップを踏むことが重要です。

 

治療を受ける

精神障害の治療には、主に薬物療法心理療法があります。

医師と相談しながら、自分に合った治療法を見つけることが大切です。

場合によっては、セカンドオピニオンやカウンセリングを利用してもいいでしょう。

 

生活習慣を見直す

規則正しい生活習慣は、精神的な安定につながります。

睡眠不足やストレスを避け、バランスのとれた食事を心がけましょう。

余裕が出てきたら、適切な運動をすることも大切です。

 

社会復帰を目指す

症状が安定してきたら、徐々に社会復帰を目指しましょう。

といっても、いきなり職場に復帰するのは大変かもしれません。

就労継続支援事業所を利用して、就労訓練を行ったり、就労移行支援事業所から職場見学などを経験するのも有効です。

精神障害は自分のせいではない

精神障害を抱えている人の中には「なかなか治らないのは自分のせいだ」と感じて、自分自身を責めてしまう人がいるようです。

しかし、精神障害は誰もがなりうる障害ですし、治すのは簡単なことではありません

そのため「自分が怠けているから駄目なのだ」という思考は捨ててしまうことが理想です。

 

もし、精神障害がなかなか改善しないことで悩んでしまう場合は、通っているデイケアや就労継続支援のスタッフ、あるいは相談支援員などに、思い切って相談してみるといいでしょう。

 

まとめ

精神障害は、完全に「治せる」とは限らないのが現実です。

しかし、生活を送るうえでの支障がなくなった状態を目指すことが、ある意味では正しい「治し方」であるといえるでしょう。

実際、適切な治療とサポートを受けることで、症状が改善し、社会生活を送れるようになる可能性は十分にあります。

もし、精神障害を抱えて悩んでいるなら、一人で抱え込まずに、周囲の人に相談したり、専門機関に助けを求めましょう。

 

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