こんにちは。
私たちの事業所では、身体・知的・精神障害を持つ方や、難病を抱えている方に向けて、就労継続支援を行っています。
事業所の運営は、障害者総合支援法に基づいて行われます。
ところで、障害者が受けられる支援制度には、ほかにどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、特に身体障害のある方に向けて、支援制度の解説をしていきます。
身体障害者手帳とはどのような制度?
身体障害者手帳とは、身体に障害がある人の生活を支援するために、都道府県知事から交付されるものです。
障害の種類や程度によって1級から7級まで等級が分けられ、等級によって受けられる支援制度が異なります。
各自治体に診断書を提出して申請することで交付されるので、生活に困っているけれど手帳をまだ持っていないという方は、手続きを行ってみると良いでしょう。
身体障害者手帳で受けられる支援制度の種類
身体障害者手帳で受けられる支援制度は、大きく分けて「経済的支援」「生活支援」「就労支援」の3つに分けられます。
経済的支援
障害のある方の、経済面での自立を支えるための支援です。
医療費の助成、補装具の助成、税金の減免、住宅改修費の助成などがあります。
生活支援
障害のある方が、生活を送りやすくするための支援です。
公共交通機関の割引、公共施設の入館料の減免などがあります。
就労支援
障害のある方が、仕事を見つけるための支援です。
障害者雇用、就労支援事業所への利用、就労訓練などがあります。
身体障害で受けられる福祉サービスとは
身体障害のある方は、必要に応じて福祉サービスを受けることができます。
福祉サービスは、介護給付と、訓練等給付に分けられます。
介護給付は、自宅で介護を受けたり、移動時に介助をしてもらったり、施設に入所したりといったサービスを受けることができるものです。
一方、訓練等給付では、自立訓練を受けたり、就労移行支援や就労継続支援に通うといった支援を受けられます。
私たち「ワンネス」は、就労継続支援事業所です。
一般就労が難しい方に対して、就労の機会を提供し、スキル向上や生活訓練に役立てていただいています。
引きこもりがちになってしまうという方の、日中の居場所としても機能しています。
就労継続支援事業所について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ
身体障害をはじめ、心身に病気や障害を抱えていると、日々の生活をスムーズに送れずに悩むことが多いです。
そんなときは、手帳を取得し、各種支援制度を利用してみましょう。
また、福祉サービスを受けることで、社会復帰がしやすくなるというメリットがあります。
就労継続支援事業所など、福祉サービスも上手に活用していくことをおすすめします。
【名古屋市中川区の就労移行支援事業所「ワンネス」では、利用者さんを募集しています。見学・説明は、メールフォームからお気軽にお問い合わせください。事業所紹介はこちらをクリック】