こんにちは。
私たちの事業所では、身体・知的・精神などの障害を持つ方や、難病を抱えている方に向けて、就労や生活訓練のサポートをしています。
たとえ障害があっても、環境さえ整えれば才能を発揮することは十分に可能だと、私たちは考えています。
ここでは、特に知的障害と才能について考えていきましょう。
知的障害のある人の才能とは
知的障害があっても、特異な才能を持っている人は多いです。
中でも、サヴァン症候群という言葉を聞いたことのある方は少なくないでしょう。
サヴァン症候群というと、普通の人には考えもつかないような能力を発揮するイメージがあるかもしれません。
しかし、たとえ並外れた能力ではなくても、本人の全体的なIQと比べて突出した部分があれば、それは十分に才能だといえます。
知的障害のある人にも、さまざまな才能があります。
芸術や音楽、スポーツ、学問、コミュニケーションなど、その能力は多岐にわたるでしょう。
また、自閉的傾向によって人一倍の集中力を発揮し、努力を続けることができる人もいます。
一方で、本人が安心して能力を発揮できる環境が整っていないと、その才能は埋もれてしまうことが多いです。
知的障害のある方の才能を活かすには、重要なポイントがあるのです。
知的障害の方が才能を発揮するために重要なポイント
ここからは、知的障害のある人が才能を発揮するために必要な、いくつかのポイントを解説します。
自分の才能に気づくこと
知的障害があると、周りと比べて「できないこと」が多いです。
しかし、できないことを咎められる経験が続くと、自分の本来の才能に気づくことができなくなってしまいます。
得意なことや興味のあることがあれば、まず挑戦してみて、自分の才能を自覚することから始める必要があります。
継続できる環境に身を置くこと
才能の芽があったとしても、継続して能力を発揮しなければ、その才能は伸びていきません。
毎日少しずつでも、努力を継続できる環境に身を置くことが大切です。
たとえば、私たち「ワンネス」は、クリエイティブ・IT系の作業に特化した就労継続支援事業所です。
このような施設にコツコツ通うことで、能力を発揮し続け、伸ばしていくこともできます。
周囲のサポートがあること
知的障害のある人が才能を発揮するためには、周囲のサポートが欠かせません。
家族や友人は、本人の才能を認め、応援することが大切です。
また、本人の能力に合わせた指導や配慮を受けることで、才能を伸ばす手助けになることもあります。
就労継続支援事業所でも、スタッフのサポートを受けながら、才能を発揮することが可能です。
知的障害の方が才能を発揮するための心構え
知的障害のある人が才能を発揮するためには、心構えも大切です。
自分の才能を信じて、努力を続けることが何よりも重要だからです。
そして、そのような心構えを持つためには、やはり周囲の理解とサポートが欠かせません。
また、失敗を恐れずに、さまざまなスキルに挑戦することも大切です。
たとえ失敗してしまったとしても、それがバネになるような場所に身を置くことができると理想的でしょう。
協力的な人が周りにいて、支援を受けることができれば、自然とこのような考えかたは身についていくのではないでしょうか。
まとめ
知的障害のある人も、能力を伸ばしていくことが大切です。
サヴァン症候群という言葉からイメージされるような、並外れた能力ではなかったとしても、人より少し得意なことがあればそれは才能につながります。
知的障害のある人が才能を発揮するためには、継続して努力できる環境に身を置き、周囲のサポートを受けることがポイントです。
就労継続支援事業所などの施設でも、そのための支援が可能なので、必要に応じて検討してみてください。
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